
🧑💼 私の視点と検証の目的
私は47歳の会社員エンジニア。
仕事はシステム運用、データ収集、トラブル対応などで日々手一杯。
副業に興味を持ったきっかけは
「給料が増えない」「転職も年齢的に難しい」「でも家族を守りたい」
そんな、会社員にありがちな現実でした。
最近、SNSやYouTubeでよく見かけるのが
「顔出し不要・スマホ1台・スキマ時間で稼げる」という文句
その中でもやたらと目に入ったのが
『ライブチャットアカデミー(宮川みか)』 という副業スクール。
今回はこの副業モデルについて
“派手な広告”ではなく“中身と仕組み”を徹底的に掘り下げていきます。
💡 ライブチャットアカデミーとは?
ライブチャットアカデミーとは
ライブ配信を通して報酬を得るための副業スクール。
「顔出しも声出しも不要」
「在宅でOK」
「初心者でも月5万円〜50万円」
といったコピーで、多くの人の興味を引いています。
講師を務めるのは 宮川みか氏。
「副業で自由を叶えた女性起業家」としてSNSなどで発信しており
特に“女性の在宅ワーク支援”をアピールしています。
しかし、実際のところは「受講料が高額」「稼げる人と稼げない人の差が激しい」
という口コミも多いのが実態です。
⚙️ スクールの仕組みを分解してみた

◆ 1. 無料説明・LINE登録フェーズ
まずはLINEやフォームで登録。
無料説明動画やZoom説明会があり、
「在宅で誰でもできる」「短期間で結果が出る」という雰囲気が作られています。
→ ここで“期待値”を上げる構成になっているのがポイントです。
◆ 2. 有料講座の案内
説明後に案内されるのが 有料コース。
費用は 約17万〜20万円前後。
支払い方法は銀行振込やクレジット分割などが選べます。
一部では「追加プラン」や「特別コンサル」も存在するようです。
→ この時点で、すでにリスクは発生しています。
◆ 3. 配信実践フェーズ
受講後は、実際にライブ配信を始める流れ。
ただし「顔出し不要」とはいえ
チャット・ボイス・画像演出などで“個性を出す努力”は求められます。
つまり、「配信スキル」「反応を取る企画力」「継続力」が収益のカギ。
◆ 4. 収益化の仕組み
報酬は視聴者からの ギフト(投げ銭)やファン課金 によるもの。
配信の盛り上げ方、継続時間、ファン数が大きく関係します。
1時間配信しても無収益のことも多く、「月に5万円〜」を狙うには
週3〜5日の配信+企画構成が必要です。
→ “放置で稼げる”副業ではなく
「エンタメ労働型の副業」 に近い構造です。
💰 コストと回収シミュレーション
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 受講料 | 約17〜20万円 | 一括・分割あり |
| 機材 | カメラ・マイク・照明など | 約2〜3万円 |
| 通信費 | ネット環境安定必須 | 月3千円〜 |
| 配信時間 | 週3〜5回、各2時間 | 継続型労働 |
仮に月5万円の収益を上げても、初期投資の回収には 4〜5カ月 はかかります。
しかもこれは“継続して人気が出た場合”の想定。
→ 現実的には「時間×労力」がかなり必要になります。
🚨 注意すべき4つのポイント
❶ 再現性が低い
「誰でも簡単に」と言いつつ、実際に結果を出している人は一部のみ。
経験・発信力・継続性の差が明確に収益に反映されます。
❷ 高額費用と追加誘導
「サポート付き」「上位プラン」など、講座内で追加の販売が行われるケースも。
最初の金額で完結しない可能性があります。
❸ スキマ時間には不向き
“配信”という性質上、最低でも1回1〜2時間、定期的な時間確保が必要です。
家庭・本業との両立を考えると、「スキマ時間で完結」はやや難しいです。
❹ 運営実態の不透明さ
返金条件や運営会社情報が曖昧。
サポート窓口が機能していないという報告も見られます。
副業スクールでは、ここが最も大事なポイントです。
💭 私ならどう使うか
もし私がこのスクールを利用するなら、以下のようなスタンスを取ります。
- 無料説明は受けて 内容だけ確認
- 費用をかけずに “情報収集目的”で参加
- 配信の仕組みや演出を 他の副業に応用
- 投資をするなら 他ジャンル(ブログ・クラウド案件)に回す
つまり
「本気でライバーを目指したい人」には有効だが
「副業としてリスクを抑えたい会社員」には不向き。
✅ 会社員にとっての現実評価
ライブチャットアカデミーは
“稼げる可能性はあるが、時間と努力が不可欠” な副業です。
表面上の「簡単」「誰でもできる」というイメージに惑わされず
構造を理解して判断することが大切です。
- 初期投資は高め
- 継続力と発信力が必要
- サポート体制に不安要素あり
- スキマ時間では成果が出にくい
これらを踏まえると
“安定型の副業”を探す私のような会社員には、やや相性が悪い印象です。
🔧 最後に ― エンジニアとしての視点

副業もプログラムと同じです。
「入力」「処理」「出力」 が明確でなければ結果は出ません。
入力(=時間・労力・資金)
処理(=実践・検証・継続)
出力(=収益)
この3つのバランスが崩れている副業は
どんなに夢のような言葉で飾られていても“エラー”を起こします。
結局のところ
副業で成功する人は「地道に試行錯誤できる人」。
広告の派手さよりも、“構造の正しさ”を見抜く目が求められます。
✏️執筆:コウジ
「副業=夢ではなく設計。人生のセカンドプランを、論理的に組み立てていこう。」
